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(学長メッセージ)北星学園大学短期大学部の2024年度以降の取り扱いについて

2024年02月22日

北星学園大学短期大学部は、前身の北星学園女子短期大学として1951年に開学以来、サラ・C・スミス先生の教えを継承し、「キリスト教に基づく教育」を建学の精神として、「深い教養と専門知識・技能を修得し、愛と奉仕に生きる自由な人間」の育成を教育目標として掲げ、これまで2万人を超える有為な卒業生を輩出してきました。開学以来70年余りの卒業生は、北海道のみならず、全国および海外にて活躍し、貢献しております。このことは、全ての北星人にとって大いなる誇りです。
1951年に札幌市中央区南5条西17丁目に英文科を擁する北星学園女子短期大学を設立し、1954年には家政科を増設しました。1975年には学科名称を英文学科、家政学科とし、1985年には家政学科を生活教養学科としました。2002年には、北星学園大学短期大学部に改称し男女共学化し、生活教養学科を生活創造学科に名称変更し、大学のある大谷地キャンパスに移転しました。短期大学部卒業後の進路は、多方面への就職とともに、4年制大学への編入学、海外の大学への進学、さらに大学院への進学者も少なくありません。
近年の18歳人口の急減、新型コロナウイルスの影響、進学動向の変化などもあり、ここ数年は短期大学部への入学志望者の減少が見られました。短期大学部の学科構成などの検討を含め、存続の可能性を多角的に探ってきましたが、北星学園の今後の持続性を勘案し、募集停止を決定することとなりました。
本学は、2024年度入学生を含む在学生が卒業するまで、これまでと同等あるいはそれ以上の教育、進路支援を遍く提供してまいります。全教職員が学生一人ひとりに責任をもって対応していきます。そして、北星学園大学短期大学部がこれまで培ってきた教育の理念や経験は、北星学園大学へ発展的に継承していきます。
2025年度以降の学生募集停止に至った事情をご賢察いただき、この度の決定を何卒ご理解いただきたく存じます。
なお、北星学園大学は、文学部、経済学部、社会福祉学部の3学部を中心に、今後とも本学の強みを発揮するとともに、時代や社会のニーズを鑑み、本学のミッションの具現化を目指して、新たな挑戦をしていく所存であります。今後とも本学へのご支援をいただけますようにお願いいたします。

2024年2月22日
北星学園大学・北星学園大学短期大学部
学長 大坊 郁夫

北星学園大学短期大学部の学生募集停止について(2025年度以降)

2024年02月22日

この度、学校法人北星学園は、2024年2月20日に開催した理事会において、北星学園大学短期大学部の学生募集を、2024年度募集(2023年度中に実施される2024年4月入学生対象の入学試験)を最後に、2025年度以降停止することを決定いたしました。

北星学園大学短期大学部は、「キリスト教に基づく教育」という建学の精神に基づき、「深い教養と専門知識・技能を修得し、愛と奉仕に生きる自由な人間」の育成という教育目標を掲げ、1951年に「北星学園女子短期大学」として開学いたしました。以来、70年余り、北星学園大学短期大学部への校名変更を経ながら、教育実践を重ねてまいりました。2万人を超える卒業生たちは本学での学びを糧に、各地・各方面で大いに活躍し、社会に貢献しております。
しかしながら、近年、北海道内の18歳人口が著しく減少していることに加え、新型コロナウイルスの影響もあり、こうした情勢を多角的に検討した結果、学校法人北星学園の未来を俯瞰的に展望する上で、短期大学部の募集停止に踏み切ることといたしました。今後は北星学園大学及び学校法人北星学園が有する高校3校(北星女子高、北星附属高、北星余市高)、中学1校(北星女子中)の運営の強化、教育の充実に注力いたします。

本学は、2024年度入学生を含む全ての学生が卒業されるまで、これまで以上に、充実した教育活動、進路支援などを提供できるよう、万全の体制を取ります。在学生が安心して学修できるよう、全教職員が学生一人ひとりに責任をもって対応してまいります。また、学籍簿の保管、卒業後の証明書発行、同窓会の活動など、卒業後も支障のないよう支援体制を整えてまいります。

在学生、卒業生、ご父母・保証人、本学を目指す受験生、本学の教育活動にご理解を示してくださっていた高等学校、そして本学を支えていただいた地域の方々等、関係者の皆様方へ果たすべき責任を考えると大変心苦しく、断腸の思いでありますが、2025年度以降の学生募集停止に至った事情をご賢察いただき、今回の決定につきまして何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

北星学園大学短期大学部の理念やこれまで築いてきた実績は、4年制の北星学園大学へ発展的に継承いたします。北星学園大学は2023年度に伝統ある社会福祉学部を改組し、教育・研究のさらなる充実・強化に取組んでおります。文学部・経済学部・社会福祉学部の3学部を中心に、今後も教育改革や学生支援の充実に取り組み、ミッションの具現化を目指して教育・研究強化を図ってまいります。北海道に根を張る総合学園として、北星学園の各校が連携して建学の精神の実現にむけた教育改革を推し進めてまいります。

2024年2月22日
学校法人 北星学園
理事長 古川 敬康
北星学園大学短期大学部
学長 大坊 郁夫

本件に関するお問い合わせ先
北星学園大学短期大学部 総務課
電話:011-891-2731
受付時間:平日9:00-17:00

【北星学園女子中】地元企業と生徒による共同開発商品が好評販売中です

2024年02月20日

北星学園女子中学校では、キャリア教育の一環として2年生が「商品開発」に取り組んでいます。
今回、サンマルコ食品株式会社(札幌市厚別区)、株式会社ラルズ(札幌市中央区)と共同開発したコロッケが2月12日より数量限定で販売開始となりました。

2月17日(土)~18日(日)には、商品を考案したグループの生徒たちがスーパーアークス 北24条店にて直接お客さまに呼びかけなどを行いました。
 

▲売場の様子1

▲売場の様子2

▲店頭販売の様子

▲販売を終えて

 
【販売商品】
◆あんにょんころっけ:じゃがいもの中に、コチュジャンを中心にほんのり甘めの味付けをしたヤンニョムチキン風の鶏肉とクリーム・チェダー・カマンパウダー配合の3種チーズ入り。韓国グルメの人気メニューをコロッケにしました。
◆サツマルコ:さつまいもペーストにじゃがいもを配合した中に、道産小豆のこしあんとドライいちごを入れました。餡の甘さの中にいちごの甘酸っぱさを際立たせたスイーツコロッケです。

「サツマルコ」は冷めるとより一層イチゴとさつまあんの風味が、「あんにょんころっけ」は温めるとチーズのおいしさが引き立ちます。
マーケティングの基本からコンセプトの作り方、プレゼンテーションの方法など、生徒たちがこの1年間を通した学びの集大成となる商品です。
是非足をお運びいただきご賞味ください。
 

▲図案と試作品

▲サツマルコ(左)とあんにょんころっけ(右)ともに430円(3個入り/税込)

 
札幌近郊のラルズマート、ラルズストア、フレッティ、スーパーアークス、ビッグハウスにて3月上旬まで販売予定。
*在庫がなくなり次第終了となります。

販売店舗は下記のQRコードからご覧いただけます。

 
<関連ニュース>
【北星学園女子中】地元企業との共同開発商品とキャリア教育に関する取り組みが北海道新聞にて紹介されました(2024.1.15)

【北星余市高】本校卒業生の教員(柔道部顧問)が2024年日本ベテランズ国際柔道大会で金メダルを獲得しました

2024年02月02日

2024年1月20日(土)・21日(日)に開催された2024年日本ベテランズ国際柔道大会(第18回日本マスターズ柔道大会)のM5 90kg級において、本校卒業生で柔道部の顧問を務める西野 洋貴先生が見事金メダルを獲得しました。おめでとうございます!
西野先生は本校の27期卒業生で、整骨院を経営する傍ら、体育柔道の非常勤講師としても活躍しています。

▲柔道部活動の様子

▲柔道部集合写真

▲金メダルを首にかける西野先生


この金メダルの輝きは、本校生徒に感動と誇りを与えました。先生のご活躍とご指導に今後も期待が高まります。

札幌市が発行するサステナビリティボンドへの投資について

2024年01月23日

学校法人北星学園は、「札幌市令和5年度第8回公募公債(5年・サステナビリティボンド)」に投資いたしました。
 
札幌市が本債券によって調達した資金は、グリーンプロジェクトとして、環境性能を考慮した建築物整備事業、清掃工場整備事業、LED化推進事業、北海道新幹線建設負担金、治水整備事業、また、ソーシャルプロジェクトとして、バリアフリー化推進事業、学校施設整備事業などに関連した事業に充当される予定です。
 
本学園は教育研究活動に加え、投資活動においても地域社会や環境、経済成長に貢献できるよう推進してまいります。
 
*サステナビリティボンドは、調達資金が環境問題の解決を目指すグリーンプロジェクト及び社会課題の解決を目指すソーシャルプロジェクトの双方に充当される債券です。
 
以上