カスタマーハラスメントに対する基本方針
2025年12月
北星学園は、建学の精神に基づき、すべての人の尊厳を尊重し、教育・研究・社会連携活動を通じて社会に貢献することを使命としています。教職員が安心して働くことができ、学生・生徒が健全に学びを享受できる環境を守るため、カスタマーハラスメントの防止と適切な対応を組織的に進めます。本方針は、厚生労働省の「カスタマーハラスメント対策企業向けガイドライン」及び北海道条例の基本理念に則り、北星学園全体で共有し、実効性ある取り組みを推進します。
本学園におけるカスタマーハラスメントとは、顧客(例:学生・生徒・保証人・外部関係者、 地域住民)等からの要求や言動のうち、要求内容の妥当性に照らして、その実現手段・態様が 社会通念上不相当であり、その結果、教職員の職場環境や教育研究環境が害されるものを指し ます。
※ 正当な意見や要望は尊重しますが、暴力・脅迫・過剰な要求など不相当な行為はカスタマーハラスメントに該当します。
・精神的攻撃(脅迫、侮辱、名誉毀損、SNS 等での誹謗中傷及びその流布)
・身体的攻撃(暴行、傷害)
・不相当な長時間・複数回の電話やメール、窓口での居座り
・不相当な金銭補償や謝罪要求
・第三者機関への虚偽通報による信用失墜行為
※上記は例示であり、これらに限りません。
・カスタマーハラスメントに該当すると本学園が判断した場合、原則として以後の対応を中止します。
・悪質な場合は、警察・弁護士等の関係機関と連携し、法的措置を含め厳正に対処します。
・被害を受けた教職員へのメンタルヘルス支援を行います。
・発生事案の原因分析と再発防止策を講じます。
・相談者や協力者のプライバシーを保護し、不利益取扱を禁止します。
・学園ウェブサイトや掲示物を通じて、学生・保証人にも本方針を周知します。
理事長は、本方針の実効性を確保するため明確なメッセージを発信し、継続的な改善を指示します。
以上
